2016年11月28日月曜日

休日②


平日は小難しい記事ばかりになっているので、
休日はケニアでの生活のことを書いておこうと思います。
僕が今住んでいるところがケニアの農村部だからか、よく停電し水も止まります。Wi-Fiなんてものもありません。水が止まると、ちゃんと雨が降るまで貯めてある水を節約しながら使います。 ちなみに僕は朝シャワー派なので、朝貯めてある水を浴びます。 最初の頃は、貯めてある水にアリさんがたくさんプカプカ浮いてて、マジかと思ったもんですが、人間慣れるもんです。笑


今日は日曜日ということで、朝教会にちょびっと顔出し雰囲気を見に行きました。演説してる男の人が黒のシャツに赤のネクタイ、白のジャケットというなんとも怪しさMAXで、スワヒリ語交じりの英語で、内容も胡散臭かったので30分くらいで部屋に戻ることに。
少し経ってから、お腹が空いたのでご飯がてら外をブラブラ歩いて、朝行った教会の前を通り過ぎる時でした。

「ハロー、ジェントルマン!」と笑顔で声をかけてきて、握手を求められる。
(笑顔×握手×英語が上手い、は警戒度トップレベルの案件だと瞬時に判断した)

「君、朝の教会にいたよね?途中で抜けたよね?」
「あ、はい。ちょっとやることがあったので…抜けてダメだったらすいません」
(警戒度トップレベルなので、僕立ち去ろうとする…)

「いやいや、全然ウェルカムだよ!5分だけ教会の中で話そう!」
(まあ、5分だけならと思い、教会の椅子に座る…)

「よし、まずはキリスト教について話そうか…イエスキリストはね…(中略)」
(あーあ、やってしまったと。
ずーっと目を見て話してくるし、距離近いし、宗教興味ないのに完全に勧誘されていると。。)

(ようやく彼の長〜いキリスト教についての話が終わり…)

「で、君はどう思う?」

(どう思う!? どうも思わない!!笑 
と心の中で思いつつも、反論すると帰れなくなると思ったので)
「すべて正しいんじゃないかと思います…。」

「だよね、オッケー!じゃあ、今から僕と君の違いを教えてあげよう!
 心の中にね…(中略)」

(ここで、もう完全に5分だけだから!と言ったセールストークには乗らないように心に誓った)
とまあ、その他長い話を終えて、来週の日曜日も来るんだよ!ニコッと言われ、やっと解放された(もう絶対行かない)。

そんな休日の午前中でしたが、午後は子供達とサッカーをして楽しみました!



明日からはブシア3週目なので、気合入れて頑張っていきます!!

2016年11月26日土曜日

リアルな人間関係

ここケニアを始め、日本と比べ発展途上の国の人と接する際には、リアリスティックに考えないといけないと感じます。リアリスティックって何やねん?、新しいスティックのりか?、と言われそうなので、簡単に言うと、人間関係はお互いの損得によって作られ、成り立つということです。例えば、イケメン男子と面白い男子がいたとします。彼らが友人である場合、イケメン男子は彼と一緒にいて面白いというを、面白い男子は彼の女子とのつながりをゲットできるというを、それぞれ得ていると言えます。あくまでも仮の話ですが。つまり、何かしらの価値をお互いに提供し合ってるんですよね。これをケニアの場合に当てはめると、ケニアの人たちは僕に対して、本当に親切に接してくれるなと思うことが多々あります。例えば、見ず知らずの外人(僕)にビールを奢ったり、家に招待してご飯を食べさせてくれたり。しかし、これは彼らが一方的に僕に価値を提供しており、僕からはそれらの親切心に対して何かしらの価値の提供はできていません。きっとこれでは、損得の話で言えば、人間関係は成り立たないはずです。でも成り立っているのです。

なぜか?マルセラ(ケニアの母) から聞いた話や1週間弱ここに住んで気づいた僕の価値は、きっと僕(黒人じゃない=金持ち)との関わりがほしいということなのだと思います。きっと、いつか金貸してくれとか言ってくると思います。もちろん、すべての人が当てはまるわけではありません。でも意外と図太くしたたかに生きている彼らを見ていると、損得に基づく僕への見方は当然なのかなと思います。だから、ケニアの人みんな優しい〜!って思ってると、痛い目見ますよってことです。誰にアドバイスしてるかわかりませんが。笑 とにかく、ここでの損得を気にするような人間関係ではなく、心置きなく話せる友人と居酒屋で喋りたいってことです。


あ、最後に今日ちょっと嬉しかった話します。この前の記事に書いたのですが、ADEOはオフィスでパソコンの授業を無料でやっています。その授業に、先週の水曜まではパソコンやキーボードの使い方を知らなかった生徒たちが、今日(金曜)はエクセルを使って関数をインプットして図表を作っていたのです!今でも、未知との遭遇のようにキーボードを打っていた生徒たちの姿は記憶に新しく、そんな彼らがエクセルを使って図表を作っているのを見ると、なんだかちょっと嬉しくなりました。本当に、彼らの変化はすごいなと思います。

2016年11月22日火曜日

忘備録


たぶん、読んでも面白くありません。。笑

「周りに慣れることと自分の目的」
遅くも早くもここブシアに来て1週間が経ったので、振り返りつつ今の感覚を明記しておきたい。最初の1ヶ月は慣れる期間かもしれないけど、今の自分はこのゆる〜い環境や雰囲気に流されている感じがしてならない。この環境の中で、自分は一人のムズング(外国人)ではなく何者なのか?何をしに来たのか?再確認したい。

自分は何者なのか?(ケニア人に対してもっと具体的に伝えていく)- 国際関係を学び、ADEOというNGOにインターンしている日本の学生。ヘルスセンターにオフィスがあるからといって、医療関係ではない。具体的には、HIV陽性者コミュニティーの支援や結核の追跡プロジェクトを行う。

なぜ自分はここにいるのか?- 自分の持っている資源(日本とのネットワークや知識など)を用いて、彼らの課題や自己実現を可能なものにするための力を得ることができるような働きをする。抽象的な理想論かもしれないが、これを目指している。

達成に向け、今は何が必要か?
①   知り合いとの関係性の構築、地域での自分のネットワーク拡大
    現地の人の価値観や願望、保健医療の課題をどう考えているのかなど、日常の会話から一歩踏み込んだ内容をつかむ

今週の意図
「ただのムズングから一歩踏み出す!!」

以上!